熱風の町
El Paso
1949
103分
南北戦争後、南軍騎兵大尉だったクレイ・フレッチャア(ジョン・ペイン)はチャアルストンの家にも帰らず、恋人スウザン(ゲイル・ラッセル)の住むエル・パソへ馬を向けた。町では、彼女の父ジェファーズ判事が、町のボス、バアト・ドナア(スターリング・ヘイドン)とその仲間ラ・ファージ(ディック・フォーラン)の手先となって、毎日酒に溺れながら不法な裁判を行っていた。クレイは町の乱脈を見るに忍びず、老セールスマンのペスキイ(ジョージ・「ギャビイ」・ヘイス)やメキシコ人牧場主ナーチョ(E・ノリエガ)の援助をうけてドナア一派に闘いを挑んだ。このためジェファーズ判事も次第に正義に目覚めるようになったが、それを知ったドナアは、スウザンに対する横恋慕が蹴られたことも手伝っていよいよ本性を現し、善良な牧場主エルキンスを罪に陥れてその土地を着服しようとした計画が阻止された時、ジェファーズ判事を殺害するに至った。スウザンはクレイの祖父フレッチャア判事の出馬を乞うたが、彼もまた殺され、死体はクレイ側に突返された。かくて2派は遂に正面衝突し、撃闘が始まったが、ドナアはその位置をラ・ファージに狙われて殺され、闘いはクレイ側の勝利に終わった。人々は、捕らえたラ・ファージを私刑にかけようとしたが、クレイは正しい法の元で裁かるべきことを諭した。ラ・ファージが正当な裁判で極刑に処されたあと、クレイやスウザンたちは新しい平和なエル・パソ建設に立ち上がった。