ジョン・クランコ バレエの革命児
Cranko
2024 · 伝記/ドラマ · ドイツ
133分

ジョン・クランコ(サム・ライリー)は、ロンドンの英国ロイヤル・バレエ団やサドラーズ・ウェルズ・バレエ団で振付を手掛け、マーガレット王女との親交も深めるなど新進気鋭の才能として活躍していた。しかし、警察のおとり捜査によって同性愛行為の罪で起訴される。1960年、ロンドンを追われ、つてを頼ってシュツットガルト・バレエ団で客演することになった彼は、偏見なく自分を受け入れてくれるシュツットガルト・バレエ団に居場所を見つける。翌年、芸術監督に就任したクランコは、既存の常識にとらわれず、自由な発想で美と情熱を完璧に表現する作品とカンパニーを創っていく。斬新な振付の『ロミオとジュリエット』は評判となり、プーシキンの原作を基にしたドラマティックバレエの最高傑作のひとつ、『オネーギン』は観客を魅了した。1969年、バレエ団はニューヨークのメトロポリタン歌劇場に招待される。公演は絶賛され、シュツットガルト・バレエ団は一夜にして世界屈指の名声を得る。ソ連まで含む盛大な世界ツアーを敢行し、頂点を極めるが、1973年6月26日、アメリカから帰国する飛行機の中で思いもよらない悲劇が彼を襲う……。