姉妹(1955)
姉妹(1955)
1955
94分
圭子と俊子の姉妹は、山の中の発電所の社宅に住む両親のもとをはなれ、学校に通うために、都会の伯母の家に厄介になっていた。姉の圭子は十七歳、五人姉弟の長女のせいか家庭的な大人しい性質だが、妹の俊子は三つ年下の天真らんまん型。年の割に背が低いので、「近藤のちび」すなわち「こんち」というあだ名で呼ばれていた。姉妹の伯母お民のつれ合いの銀三郎は大工の棟梁で大の酒好きである。時にはいさかいもあるとは云え、夫婦は至って好人物で、姉妹はこの庶民的な伯母夫婦に愛されながらすくすくと成長していた。