レニングラード攻防戦
БЛОКААА
1974
【第一部】全世界を戦争の暗雲が覆い始めた一九四〇年--狂気の総統ヒットラーが率いるドイツ・ファシズムの嵐はヨーロッパからアジア、アフリカへと波及し、遂にその攻撃目標の照準をソ連に向け始めた。一方、モスクワではすでにファシズムとの戦争は避けられないという覚悟が、スターリンはじめ多くの人々の間に生まれていた。軍部会議の席上、歴戦の勇士ズビャギンツェフ少佐(Y・サローミン)は目前に迫った戦争危機に対して、赤軍の近代化をはかり、現代戦に備えることを主張した。 【第二部】祖国防衛戦は日ごとに激化し、戦士たちはネバ河で最後の血の一滴まで闘いつづけた。その激戦のさなか、ズビャギンツェフ少佐はドイツ降下部隊の地雷によって負傷したが、パルチザン部隊で看護婦として働くべーラと再会、彼女は許婚者が生きていると聞いて驚きの声を上げた。ドイツ軍のレニングラード包囲網はジリジリと迫った緊張状態のさなか、スターリンの命令を受けたジューコフ将軍がレニングラード防衛司令官としてモスクワから飛来した。