ピアノマニア
Pianomania
2009 · ドキュメンタリー · ドイツ, オーストリア
93分

シュテファン・クニュップファーはピアノの老舗ブランド・スタインウェイ社を代表するドイツ人調律師で、ピアノの音を整える調律だけでなく、舞台上の演奏者や楽器の配置などにも目を配っている。現代音楽を担うフランスのピアニスト、ピエール=ロラン・エマールは、J.S.バッハ晩年の傑作『フーガの技法』の録音を1年後に控えている。完璧主義者のピアニストと、職人としての意地とプライドを懸けて無理難題を丹念にクリアする調律師の2人が、選ばれし名器“245番”の一音一音の微妙な響きにまで及ぶ丁々発止の攻防や、濃密な関係性を見せていく。