愛と希望の街
愛と希望の街
1959 · ドラマ · 日本
62分

靴みがきの女たちにまじって、一人の少年が一つがいの鳩を売っていた。精密器械会社重役久原の娘で高校二年の京子が通りかかり、弟の病気見舞いにと鳩を買った。少年は正夫といい中学三年生、靴みがきの母と知的障害の妹との三人暮しという家庭だ。売った鳩は妹のマスコットでもあった。鳩には飼い馴らされた巣に戻って来るという習性があり、今までにも数回買主から戻って来ていた。これを利用して同じ鳩を売っていたのだ。

靴みがきの女たちにまじって、一人の少年が一つがいの鳩を売っていた。精密器械会社重役久原の娘で高校二年の京子が通りかかり、弟の病気見舞いにと鳩を買った。少年は正夫といい中学三年生、靴みがきの母と知的障害の妹との三人暮しという家庭だ。売った鳩は妹のマスコットでもあった。鳩には飼い馴らされた巣に戻って来るという習性があり、今までにも数回買主から戻って来ていた。これを利用して同じ鳩を売っていたのだ。