哀しみのトリスターナ
Tristana
1970 · ドラマ · スペイン, イタリア, フランス
99分

幼ない時に父を失い、十六歳の時、母が死んだトリスターナ(C・ドヌーブ)は、母の知人ドン・ロペ(D・レイ)に引き取られた。ドン・ロペは貴族であり、職業を持たず、先祖から伝わる土地や財産で食べていた。人間で一番幸福なのは働かない事だと彼は言う。しかし、一九二〇年代終りのこの頃では、そういった生活は苦しいものだった。邸にはサトゥルナ(L・ガオス)という女中が居て、トリスターナは、ロペの簡単な身のまわりをすれば良かった。或る日、サトゥルナの息子達と遊ぶうちに教会の鐘楼に登った彼女は、鐘をつかせて貰った。その夜、トリスターナは無気味な夢を見る。