銀座化粧
銀座化粧
1951 · ドラマ · 日本
87分

雪子は、十何年銀座で女給をしている女である。焼け残った新富町界隈の長唄の師匠杵屋佐久の二階を借りて、昔の情人藤村との間の子供春雄と暮らしている。その藤村は、戦後落ちぶれて、相変わらず雪子に小使銭をせびりにくる有りさまだった。昔の朋輩静江は、葛西という関西商人の世話になってのんきに暮らしているが、いつも雪子に旦那を持てとすすめるのだった。雪子の勤め先の酒場のマダム幸子が、二十五万円金策出来なければ店を手放さなければならないと相談をもちかけて来たとき、雪子はその金策のため、静江のすすめる男の世話になろうとしたが結局はそんなことも出来得ない彼女であった…。