恋人よ帰れ!わが胸に
The Fortune Cookie
1966 · コメディ · アメリカ
113分

テレビ・カメラマンのハリー・ヒンクル(ジャック・レモン)はフットボール試合をポータブルカメラで中継中、巨漢選手ジャクソン(ロン・リッチ)のまともな体当たりをくらい、すっ飛ばされて脳震盪を起こしてしまう。まっ先に病院に駆けつけたのは、ハリーの義兄で弁護士のウィリー・ギングリッチ(ウォルター・マッソー)。ウィリーは、ハリーの背骨が折れたことにして100万ドルの損害賠償を要求しようと、ハリーに持ちかける。ハリーは嫌だと言うが、ウィリーは彼の弱点をついてきた。それは、ハリーが金持ちになればお人好しで稼ぎの悪い夫に愛想をつかして、バンドマンと駆け落ちした妻のサンディ(ジュディ・ウェスト)が戻ってくるに違いない、というのだ。そしてウィリーは、ジャクソンの所属チームと、市立スタジアム、CBSテレビを相手どって損害賠償請求の訴訟を起こす。ハリーはただ義兄のいう通り、ベッドに寝ていればよかったのだが、どっこいそうはいかない。保険会社は高名な医師をそろえて苛酷な診察をし、ハリーを怪我させたジャクソンは一生懸命見舞って尽くすので、良心がとがめるのだ。ハリーのただひとつの望みは、妻のサンディが帰ってくることだけ。そしてハリーの金を気にしはじめたサンディが、電話をかけてきた。実は彼女はウィリーのたくらみを見抜いており、手を結んでふたりで儲けようともちかけてきたのだ。