クロス・オーヴァー ワールドワイド・バスケットボール
Crossover
2004
84分
1992年、バルセロナ・オリンピックにアメリカのドリームチームが登場し、NBAのスーパースターのマイケル・ジョーダン、マジック・ジョンソン、カール・マローンらのプレイは世界を魅了した。10年後、2002年の世界選手権でドリームチームはユーゴスラビアにまさかの敗北。バスケットボールは、本家アメリカから“世界的なスポーツ”に変わったことを証明する歴史的事件となった。ヨーロッパでは《ユーロ・リーグ》が盛り上がりを見せ、次世代の若手選手をぞくぞくと輩出。NBAはヨーロッパへ進出し、世界中から才能のある人材を獲得しようと躍起になった。コートの上での選手たちの華やかなプレイの裏で、エージェントやスカウトマンが熾烈な争いを繰り広げ、NBAというシビアな巨大産業としての側面が映し出される。そして、舞台は、台湾・台北、フランス・パリのストリート・バスケットボールへ移動する。単なるスポーツという枠を超え、バスケットボールは音楽(ヒップホップ)、ストリート系ファッションと結びつき、若者のライフスタイルや生き方にまで浸透してゆく。さらに、生きるためのバスケットボールを求め、カメラはさらに南アフリカへ飛ぶ。そこには、貧窮や差別に苦しみながらも、NBAのトッププレイヤーになることが多くの人命を救えるという夢を抱く少年たちのたくましい姿があった。