
たっちゃん-半変人のお調子者-

할로윈 엔드
평균 3.0
どうやって終わるの!?と前作観終わった時からずっと思ってたけど… めちゃくちゃ綺麗に着地してみせた!凄い! 『ハロウィン』では恐怖の復活、『〜KILLS』では恐怖の伝染、と来て、今回は恐怖の変容がテーマ。 今作のキーパーソンは間違いなくコーリー。 彼は前作から1年後のハロウィンの夜に事故で男の子を殺めてしまう。 確かに彼に故意は無いけど、恐怖心から来る暴力性によって、無実の人を殺めてしまった点は、前作の病院でマイケルへの恐怖心から暴徒と化したハドンフィールドの住人達と繋がる。 しかし、ハドンフィールドの住人達は全くコーリーの心には触れようとせず、サイコなどと蔑み遠ざける始末。ローリーの孫、アリソンだけは心を開いてくれたものの、それを同情と受け取ってしまい、突っぱねてしまう。 そんな時、彼は下水道に潜伏していたマイケル・マイヤーズに遭遇。マイケルの深淵なる闇に魅了されてしまう… ハドンフィールドの住民達が心の闇から目を背けた事で再び巻き起こる惨劇。 結局マイケル・マイヤーズは一つの形に過ぎなくて、彼を倒したとしても、恐怖や心の闇と向き合っていかなければ、いつでも新たな形で恐怖は舞い降りてくる。(だからシリーズで一貫してマイケルがザ・シェイプとクレジットされていたのかと合点がいった) では恐怖に打ち勝つにはどうするのか。 他者と心を通わせて、闇に光を灯す事が恐怖を駆逐する事に繋がるのではないか。今作は恐怖そのものとの向き合い方を提示する。 それを提示するのがローリーの孫のアリソン。 前々作が母ローリーの物語、前作が娘カレンの物語ときて、今作は孫アリソンの物語という側面も持つ訳だけど、彼女もしっかりキーパーソンとして活躍する。 コーリーの瞳にブギーマンの影を見たローリーの忠告を聞かず、コーリーと町から逃げ出そうとするアリソン。途中、とんでもない事態によってローリーとアリソンの仲は完全に断絶してしまう。 しかしその後、事態の真相をようやく知ったアリソンは瀕死のマイケルに首を絞められ、抵抗せずそのまま共に死のうとするローリーを助ける。 そしてマイケルの死を見届けた彼女はようやくローリーの心の闇を受け止め、町を出る。町から逃げ出そうとした時とは違い、町の事もコーリーの事もマイケルの事もローリーの事も受け止め、闇に打ち勝った彼女の表情はどこか晴れやかで、今度こそ幸せになってほしい…と親戚のような感覚で観ていた笑 ローリーは序盤、普通になろうとしてるのか、無理してめちゃくちゃ明るく振る舞っていたけど、段々とブギーマンの影が強くなると、次第に本来の様子に戻っていくあたりはジェイミー・リー・カーティスのキャラへの愛情のこもった熱演が光る。 (コーリーの幻想だったけど、あの椅子に座るローリーめちゃくちゃカッコよかったな…) 終盤、アリソンとの仲が断絶しながらも、コーリー、そしてマイケルというブギーマン2連戦に挑むローリー。パワフル過ぎる笑 マイケルとのタイマン勝負で、マイケルの両手に包丁を刺し、冷蔵庫を倒して下半身を挟み、磔状態に追い込む。強過ぎるでしょローリー笑笑 遂にマイケルを倒し、アリソンを送り出して一人となったローリーの元にホーキンス保安官が訪ねてくる。仲良く話しだす彼女らに、あぁようやくこの長い戦いが終わったのかと感慨深い気持ちになった。 マイケルは今回前述した話の流れもあって、出番めちゃくちゃ少なくて、仕方ないとはいえ少し残念ではある。まぁそこはローリーとのバトルで満足できたから良いか笑 ローリーに致命傷を何箇所も負わされた上に、アリソンに腕をへし折られ、最後はハドンフィールドの住人達の前で木っ端微塵に粉砕される。完膚なきやられ様に、制作陣の完結する事への本気度が伝わってきて良かった。 実は生きてましたエンドやるんじゃないかなんて思ってたけど、粉々になったら流石に無理だね笑笑 他にもアリソンが働く病院の医者のセクハラが直接的には描写されていないのに、しっかり嫌さが伝わってくる所も上手いなと思った。 恐らく誘いを断ったアリソンはぞんざいな扱いで、誘いを受けた同僚は出世させるというクズっぷり。 まぁホラー映画だからそんなクズでも安心して見ていられる訳だけど笑笑 全ての始まりである1978年の1作目から繋がる形で始まったトリロジー。 ハロウィンというもはやホラーのアイコンと化したコンテンツを使って、ここまで恐怖、そして人間の心の闇と真摯に向き合い、描き切ったのは素晴らしい事だし、中々できることではないと思う。 素晴らしいトリロジー、そして素晴らしい完結編だった。 映画評価基準 この映画が好きか 8 没入感 8 脚本 7 演出 8 映像 8 キャスト 10 音楽 9 余韻 10 おすすめ度 7 何度も観たくなるか 8 計83点