
cocoa
2 years ago
3.5

파이널 포트레이트
영화 ・ 2017
평균 3.1
原題は「Final Portrait」。 1964年のパリが舞台。 スイス生まれでパリで活躍した芸術家アルベルト・ジャコメッティ。 彼に肖像画のモデルを頼まれたアメリカの作家ジェイムズ(アーミー・ハマー)。 すぐに終わると言われていたが制作は終わりが見えず…。 そんな芸術家と作家を描いたストーリー。 ジャコメッティと言ったら細長い彫刻ばかり作る印象があったが、やはり芸術家らしく独特な感性を持っている。 偏屈で気分屋、さらに感情的になり作品を燃やしたりする。 演じるジェフリー・ラッシュがさすがの熱演でちゃんと観ていられる。 肖像画はすぐに終わり帰れると思ったジェイムズ。 アーミー・ハマーの困り顔が最高だった。 気分屋のジャコメッティが制作を続けられたのは実弟ディエゴの献身も大きかったはず。 妻アネットがいながら娼婦に熱を入れ大金を使うジャコメッティ。 実際の彼の生き方がどうだったのか気になるが、あくまでも作家ジェイムズが書いた回顧録を元に映画にしたとか。 帰るに帰れない18日間を過ごし、その作品が最後の肖像画になったのですね。 あのスタンリー・トゥッチが監督し、ジャコメッティの仕事部屋にもこだわったとのこと。 ジャコメッティと言えば「歩く男」が有名だが、ジェフリー・ラッシュが本人に見えて仕方ない。 ジェフリー・ラッシュとアーミー・ハマーの共演も楽しめました。