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cocoa

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5 years ago

3.5


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마틴 에덴

영화 ・ 2019

평균 3.2

冒険小説で有名なアメリカの作家ジャック・ロンドンの自伝的小説を、舞台だけイタリアに移して映画化。 イタリアのナポリの港湾地区に暮らす貧しい船乗りマーティンが主人公。 演じるルカ・マリネッリの顔つきがとても作品にマッチしていて最後まで引き付けられました。 (あの『オールドガード』のニッキー役でしたね。) マーティンが港で殴られていた男を救い、彼の姉エレナと知り合う。 エレナは上流階級の人間で、その姿を見るとマーティンは憧れるように… 「あなた方を目指したい。」 「あなた方みたいに話し 考えたい。」と言う。 11歳から働いているマーティンに対して「必要なのは教育。」とエレナは優しくマーティンの言い間違えなどを直してくれる。 本を読むことに夢中になりいつの間にか「作家」を目指すマーティン。 船の仕事を失くし、鋳物工場の仕事をしながら古いタイプライターを買って執筆に励む姿。 世話になっていた姉の元から離れて、汽車に乗るマーティンが車内で知り合った母子3人との出会いに助けられます。 マリアの家に住まわせてもらい、家事や子ども達に文字を教える姿。 お金がなく牧場の仕事をしながら執筆に励む姿。 時にはエレナが訪ねてくる日もあり、苦しい暮らしでも幸せそうなマーティンの表情もありました。 初の短編「背教者」が雑誌エロイカに掲載され初の原稿料に喜ぶマーティンと母子たち。 しかし、世の中の情勢で民衆の暮らしは苦しくなるばかり。 知り合った作家ブリスとの社会主義の意味云々のやり取り。 そしてエレナの屋敷の食事会での関係の決裂。 結果的にはその後 作家として成功をしたマーティンの表情がガラッと変わった後半の姿は痛々しいほどでした。 まだ生活が苦しくても目標が出来た頃のマーティンの方が幸せそうで、物事は成功だけが勝利ではない事を突きつけられます。 ジャック・ロンドンの人生がそうであるように、マーティンの最期には言葉も出ない。 演じたルカ・マリネッリの眼力や意思の強そうな一文字の口元、そして野心さえも感じるその顔に惹かれ一気に観ることができました。 当時のナポリの様子が描かれた古いフィルムも味わいがある。 やさぐれ感もちょっとあるマーティンの演技に満足した作品です。