코멘트
ロアー

ロアー

2 years ago

4.5


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킹메이커

영화 ・ 2021

평균 3.6

2022년 09월 30일에 봄

当初は劇場で観る予定がなかったものの、次の「人質」まで時間があったので、朝イチでインド映画を観てからの韓国映画2本立てハシゴ映画してきました。最近、実話ものにハマっていて、しかも昔から参謀的な頭の回るキャラ好きなので、正直、当初の目当てだった「人質」より好きな内容だったので観て良かったです。 支持するキム・ウンボムを勝たせるためなら給料や肩書すら不要。ものすごく頭が回るのに、常識的な倫理観の持ち主なら考えもつかない汚い選挙戦略をとるので、味方からも嫌われてしまう陰の男ソ・チャンデ。 ただし、常に汚い手段を使う訳じゃなく、まっとうな手段をとる時もあるので、とにかく結果重視というのが分かる。善悪関係なく一番効果的な戦略をとるまでという徹底的な姿勢が冷酷とも言えるし、笑える時もあれば切ない時もあって本当に見応えのある映画でした。常に先を読み、余裕のポーカーフェイスを貫き通しているかと思えば、一か八かの賭けにはこめかみに伝う汗———そんな表現もたまりません。あと、酔うと途端にニコニコでかわいくなっちゃうところがかわいいww 勝つためなら手段を選ばない冷酷な参謀という面もあれば、信じた男にとことん尽くす一途さもあって後半はなかなか切なかったです。 選挙の話の筈なのに映画が後半に向かうにつれ、愛する人のためならどんな汚い手も使って尽くすけど、所詮愛人は愛人にしかなれない日陰の女の一途な悲恋ものに観えてきたのは私だけでしょうか? 第三の男まで出てきたし、自分は泥を被って身を引く展開もあったりして、なんかそういうストーリーの映画があったはず。演歌にもありそう。 北の出身というチャンデの生い立ち故か、ウンボムに向ける思い=独裁政治打倒に対する思いというのも切ないね。 実際はウンボムもそれなりに汚いことをやっているんだろうと、つい政治家性悪説な偏見で思ってしまうけど、理想家で真っ当な主義を貫ぬこうとするウンボムと現実的で手段を選ばないチャンデ———最後の鶏の卵の問題が、どこまでも共に日向を歩けない陰と陽の存在だと知らしめると同時に、そんな男だと分かっていたからこそ信じて支えてきたんだというある種の晴れ晴れしさもあって、印象深いラストでした。


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