코멘트
「長回し」の魅力を再確認…だけじゃない!ディストピアSFの傑作 『トゥモロー・ワールド』 『ゼロ・グラビティ』をTVで観るぐらいなら、アルフォンソ・キュアロン監督の前作となる本作を借りて強くオススメしたいです。 本作を語る上で欠かせないのは、今や「映画の見所」のひとつとして定着しつつある「長回し」の描写。 序盤、中盤、終盤に展開する長回しシーンは本作の白眉であり、物語にグイグイ引き込むだけの説得力を生んでいます。「いったいどうやって撮ってんだ⁉︎」と、鑑賞後に見返すのも楽しい! しかし私が本作を愛してやまないのは、ディストピアSFとしての着眼点のフレッシュさ。過去のSFに明るくはないので、「こんなもん新しくねェよ!」と言われるかもしれないのですが、私はこの設定にシビれました。 ディストピアSFの世界というと、『マッドマックス』に代表される核戦争後の世界や、『ゾンビ』の様な世界を即座に想起してしまう私にとって、本作の様な「子供が生まれない=人類滅亡」という世界設定は新鮮で、それが人々の心に植え付ける絶望感たるや想像の範囲外。そして「近未来」という時代設定が「見た目」で分かる絶妙なガジェットのバランスが何とも心地よいのです。子供は大切にしましょう! 因みにキュアロン監督はあの『ハリーポッター』の3作目『とアズカバンの囚人』の監督も務めており、シリーズ屈指の名作だと思っています(他はそんなに好きくないです)。
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