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ざべす

ざべす

6 years ago

1.5


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자살 클럽

영화 ・ 2002

평균 2.5

園子温監督の“中高生が好きそうな内容”なのが善し悪しとなる初期作品。 ・ 「善し」について 10年以上前に『完全自殺マニュアル』という本が世間を騒がせた。 文字通り「あらゆる自殺のやり方が書かれた本」であり、テレビや大人はこれを批判した。それと同時に本はベストセラーになった。 興味本位で、話題だから・売れてるから、闇に惹かれる奴、本気で死にたい人… 様々な理由で買われていったが、注目したいのは「死にたい人」がどうなったか。 「死んだ人もいただろうが、“すぐに死ねる”という安心感で結局死なず救われた者が多くいた」という事実。 実際にブームから2年間、自殺者数は減少したという。 つまり『自殺サークル』はそういうウイルスを仕込んだ注射器である。 「死んだらダメよ」ではなく「死んでもいいよ」と肯定することによって薬になり得ようとするウイルス。 これが「善し」の全容であるし、映画の内容でもある。 ・ 「悪し」について なにが悪いのか。 道徳的問題、生理的に、良くないものだから、子どもに悪影響、暴力や死に関するものが嫌い、今で言う「炎上商法」のニオイを感じ取り 作品も作品を取り巻く否定も好意も何もかもが気に入らない… こういう風に作品を嫌悪する層が一定数いることである。 そして私もそう。前述の最後に出した“空気感からなんかイヤ”が理由です。 「食い物にされるのが嫌でワラにもすがる思いで飛びついた本も、(内容は良いんだけど)結局、儲けるためのシステムだった」というのは、背中に銃口が突き付けられていた気分がすると思うんですよ。 で、この手のテーマの多くは10~20代の若い世代が愛好するんですよ。それもね、心が痛くてね。 とっ散らかってきたな…。 まとめると『自殺サークル』は、自殺抑止スイッチの役目も果たすが、 好奇心や賑やかしも期待して作られた映画である。 この“胡散臭さ”が苦手でねぇ…。 じゃあ観るなよと言われそうですが、 『自殺サークル』関連作品の『紀子の食卓』を観てみたいので、気まずいと思いながら鑑賞させてもらいました。