
cocoa

더 골드핀치
평균 3.1
原題の「The Goldfinch」とは鳥の和名で「ゴシキヒワ」のこと。 実在する絵画「ゴシキヒワ」と一時的にそれを託された少年テオをめぐる数奇なお話。 4冊からなる長編原作小説は未読ですし、映画にするとちょっと分かりにくい部分もありました。 主人公のテオはある日メトロポリタン美術館でテロに合い母親を亡くす。 引き取られた先、ハーバー家で過ごすテオはどこか遠慮がちで母の思い出を胸に生きている。 蒸発していた実の父親が現れて一緒に暮らすことになるが、テオに遺されていた教育費に目を付け、うまく行かないことから事故死をしてしまう。 天涯孤独になったテオのそばには友人ボリスがいたがテオはニューヨークに行き、ある骨董店に世話になる。 大人になったテオ(アンセル・エルゴート)はひそかに隠していたゴシキヒワの絵画がすり替えられていることに気づき、何とか取り戻したいと必死になるが…。 映画としては中盤までの描写と後半のバランスが悪い印象でした。 母の好きだった絵画ゴシキヒワを手にした経緯はわかるけど、マイアミでの麻薬取引に使われた事情も含めて大人になったボリスとのやり取りや敵との撃ち合いは急テンポ過ぎ。 世界的な絵画の運命としては闇取引もあるのだろうが。 作中で「人間は必ず死んでいくけれど、絵画は何百年もの間、人の手から手へ渡る。」 「最後には世界に絵が戻る。」 と、あるように「ゴシキヒワ」もテオの人生も翻弄されてしまったけど、戻るところに戻り、テオも幸せになってほしいと思いました。 しかし何度も言うように、原作が長編過ぎて一本の映画(149分)としてまとめることが難しく感じた。 名画を託された少年の人生は面白いテーマなのに残念だな。 子ども時代に親友ボリスと過ごすハチャメチャな日常は微笑ましかったです。