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YOU

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5 years ago

4.0


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토카이도 요츠야 괴담

영화 ・ 1959

평균 3.6

中川信夫が監督を務めた、1959年公開の怪談映画。 『皿屋敷』『牡丹燈籠』と並び「日本三大怪談」に数えられる日本古来の怪談『四谷怪談』を江戸時代後期の狂言作者・四代目鶴屋南北が生世話物として書き上げた戯曲『東海道四谷怪談』の21回目の映画化作品となる本作は、フランシス・フォード・コッポラが「世界のオカルト映画の最高傑作」と賞賛したことでも知られる作品とのこと。自分のような若い世代にとっては「怪談」に触れる機会というのもそうそうありませんで、とにかく本作の持つあらゆる意味での”力強さ”にぶっ飛ばされ続けた至福の76分でした。要所要所だけを切り取れば70年代のオカルト映画や80年代のスプラッター/スラッシャー映画とも共通する要素は多分に含まれているのですが、作品全体としてはそのどれとも被らない、まさに「ジャパニーズ・ホラー」的な独自の魅力に満ち満ちているという印象です。元々は歌舞伎の演目として執筆された原作のスタンスを非常に意識したような演出や語り口もさることながら、本作が今なお「怪談映画」としてその地位を不動のものにしている最大の要因はやはり「東洋的な様式美」だと思います。それは若杉嘉津子演じるお岩の造形や描き方、全編に渡る撮影や美術などからも感じ取れ、とてつもない恐怖・残虐描写が炸裂しているにも関わらず我々は気付けばこの芸術的な世界観の虜にされてしまいます。 全編しっかりビビらされると同時にその国の伝統や風習に則った様式美が作品全体を纏っているという意味ではダリオ・アルジェントの『サスペリア』とも非常に近いと思います。ここぞという場面でトラウマ級の恐怖を植え付けられる点でも似ていますし、お国柄が反映されているのもやはりオカルト映画的ですよね。また本作はれっきとした「女リベンジ映画」でもあり、今の時代にも通底するテーマ性もしっかりと感じ取れます。だからこそ本作は「怪談」な訳で、前述した「日本古来の様式美」含めこれからは元の『四谷怪談』に変わって本作こそが次の時代へと受け継がれていくのではないかと、そうであって欲しいと切に願う次第です。異なるバージョンや他の怪談映画も観てみたい! 「これだから今時の若者は・・・」を覚悟で言いますと、自分はお菊さんも知りませんし、お菊さんがお皿を数えている理由も知りません。精進致します。