코멘트
上咽頭癌のため58歳で逝去したベニー・チャン監督の遺作となったアクション映画。 長年追い続けてきた凶悪犯ウォンの薬物取引の現場に踏み込む計画を立てていたチョン警部。ところが、直前になってチョンのチームは作戦から外され、警察の動きを熟知した何者かが捜査官たちをウォンの一味もろとも殺害し、薬物を奪っていく。捜査線上に浮かび上がったのは、チョンを慕っていた元エリート警察官ンゴウと彼の元部下たち。4年前に起きたある事件が原因でチョンに強い復讐心を抱くようになっていたンゴウは、恐るべき計画を実行しようとしていた…。 流石アクションの本場・香港。一つ一つのアクションのクオリティが抜群に高い。還暦間際とは信じられないキレの良さを見せるドニー・ウェンはもちろんのこと、敵役を演じるニコラス・ツェーの卓越した身体能力も凄まじく、この二人のアクションがとにかく素晴らしい。また、生身の人間同士による肉弾戦だけにとどまらず、手に汗握るド迫力のカー・バイクチェイスや『ヒート』を彷彿とさせる市街地での銃撃戦までも繰り広げられ、アクションのバラエティにも富んでいる。アクション映画としては文句なしの出来映えだと思う。 ただ、やはりストーリーは全体的に雑で、ツッコミ所も多い。特にンゴウ(その元部下たちも)がチョンに復讐心を抱く理由が完全に逆恨みでしかなく、そこが弱い。『アクアマン』のブラックマンタも然り、こういう自分が悪いくせに異常に逆恨みしてくる奴って見てて腹立つし、薄っぺらく感じてしまう。でもここでチョンに非が大きいとそれはそれで問題なので、確かにさじ加減は難しいのだが、もう少し納得のいく理由がほしかった。 とはいえ、これほど血湧き肉躍るアクションもなかなか見れないし、そこだけでも十分に価値のある一作です。
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