코멘트
"笑いの達人ウィル・フェレルの怪演を楽しむ映画 「マーシャル博士の恐竜ランド」" 最近の日本映画では、お笑い芸人があふれ返っているのだが、真の「喜劇役者」が見当たらない。 一方、アメリカのハリウッド映画界では、ベン・スティラーやジャック・ブラックらがコメディ映画のスーパースターとして大活躍している。 日本での知名度や人気は、今ひとつではあるけれど、ウィル・フェレルもそのひとり。 このSFコメディ「マーシャル博士の恐竜ランド」でも、おバカなヒーローを"怪演"している。 異次元世界の存在を信じて研究を進めていたマーシャル博士(ウィル・フェレル)は、遂にタイムワープ装置の開発に成功。博士と仲間たち(アンナ・フリエル、ダニー・マクブライド)が時空を超えて到達した場所は、何と古代から現代までの文明が混在する不思議なパラレルワールドだった----。 博士らは、ワープの成功に喜んだのもつかの間、ティラノサウルスに追いかけ回されたり、トカゲのような怪人に襲われたり----。 しかし、残念な事に、スリリングなアドベンチャー映画としての面白味が全くなく、映像にも緊迫感がほとんどないのだ。 恐竜こそ特殊視覚効果(VFX)で「ジュラシック・パーク」並みの迫力は一応あるものの、トカゲ怪人は、人間が中に入っているのがバレバレで、全く怖くないし、ワープ装置に至っては数十年前のラジカセにしか見えないのだ。 作品全体にB級感が濃厚に漂っている上に、登場人物や登場する生物の一挙手一投足は、どこか間が抜けている。 アメリカでの公開時に、興業的に大コケしたのもわかる気がする。 ただ、ウィル・フェレルは持ち前のおとぼけと人情味で、どんなピンチもほのぼのとした笑いに変えてしまうのはさすがだ。 しかし、博士の仲間たちが魅力に乏しく、彼らとの掛け合いに面白味が不足していたのが残念だった。 ちょっと下品なギャグも含まれているし、家族向けというよりは、気の置けない友人と一緒に、思い切り笑って楽しむ映画だろう。
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