
ジュネ
8 years ago

헝거
평균 3.1
『それでも夜は明ける』で賞賛を浴びたスティーブ・マックイーン監督が、後に何度も共演を果たすマイケル・ファスベンダーと初めて手を組んだ一作です。冒頭で多少の説明はされるものの、本作をより深く理解するにはIRAのハンガーストライキに関して知っておくことが絶対でしょう。 ハンストの首謀者であるボビー・サンズの不屈の精神には一部感心させられるところもある一方、彼らがテロ行為により人々を傷つけ時には命を奪ったことは否定できないわけで、何だか複雑な心中に駆られます。私的にはボビー・サンズを英雄視するような描き方にイマイチ共感ができなかったですね。 ただしそれとは別に、スティーブ・マックイーンの性質を知る上では貴重な一本であると思います。マイケル・ファスベンダーと神父が互いの思想をひたすら20分近く語り合う長回しは、最早偏執狂的と呼んでも差し支えなく、この頃から作家性の萌芽が見てとれます。あくまでもマニア向けの作品と言うべきでしょうか。