코멘트
cocoa

cocoa

7 years ago

2.5


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13년의 공백

영화 ・ 2017

평균 2.9

「映画工房」などで映画愛をいつも熱く語る斎藤工の初監督作品。 俳優としては「団地」や「昼顔」などで一本調子の演技が多く、あまり評価していないのですがどうでしょうか? 物語は13年前に失踪した父(リリー・フランキー)の消息がわかり、余命3ヶ月の命だと言う。 残されていた家族のうち兄(斎藤工)と弟コージ(高橋一生)はそれぞれ複雑な気持ちで父の存在を考える…そんなお話。 放送作家のはしもとこうじ氏の実話と原作です。 まともに働かず借金まみれのダメ男役をリリー・フランキーは安定の演技でした。 犠牲になるのは妻と子ども達。 貧しくて辛い生活など、映像もリアルで実感がありました。 前半の部分はかなり好きです。 後半で葬儀のシーンになると亡くなった父親のそれらしい関係者が参列。 読経後に参列者にスピーチをさせるなんて、とは思うけど。 家庭を壊したダメ男だけど、実はお人好しで周りの人達と信頼を築いていた。 その話を聞くことで遺族は父の知らない一面を知ることになる…この辺りがテーマでしょうか。 同じ子どもでも兄には良い思い出がなく、「父のようになりたくない」と必死に生きてきた。 弟コージはキャッチボールの思い出など少しだけは父と過ごした時間があったのです。 この二人の気持ちのわずかな違いはうまく描けていると思いました。 でもやっぱり、一番大事にするべき妻や子ども達を路頭に迷わせたのは許せないな。 さて、正味40分の作品を賞レースに出品するために70分にしたとのこと。 だからなのか、後半に入ると間延び感がするのです。 参列者としてベテラン俳優の織本順吉さん、そこにいるだけで大きな存在感。 ラバーガールの大水くんも出ていてちょっと嬉しい。 それから冒頭の受付でミラクルひかるちゃん登場にはビックリ。 いつもの雰囲気を消し、自然体の演技です。 彼女、役者としてもうまくいきそう。 さて、高橋一生演じる主人公が父を慕いながら、ずっと父を待ち続け、大人になると淡々と生きている感じが良かったです。 もちろん心には複雑な想いを抱えているはずなのに、13年ぶりに会ってまた失望したり。 最後の遺族としての言葉にその辺がすべて語られた感じ。 一本の作品としては構成に難有り。 その辺は残念でした。