
E-zone

더 랍스터
평균 3.2
評価ね〜... 今まで映画ってものを数々観てきたつもりだけど、こんなに評価しづらい作品は珍しいな。 俺が好きなコリン・ファレルが主演なのでどんなものかと観てみれば、始まりからいきないわけのわからない世界観、、、 異世界物なのか、哲学的な作品なのか、または芸術性を重視したものなのか、全くわからない。 言えるとすれば、人の本能的な欲求に直接的にアプローチした作品と言えるかもしれない。 ただ、設定があまりにシュール過ぎて映画をかなり見慣れてないと全く伝わらないと思うし、お勧めはできない。 更には描写としてR指定もついているけど、かなりグロかったり、エロかったりとキツイ表現がありお子様には危険な作品だと思う。 アクターはコリン・ファレル以外でも、かなり良いアクターを揃えているのでそれだけでも凄いと思うけど、逆に言えば少し使い方を間違えてるようにも感じた。ボンドガールなどもいるのに、使い捨てのような扱いが監督ならではかもしれない。 この作品に関して、コリン・ファレルは少なくともいつものダンディなイケメンなイメージではなく、少し小太りなだらしない感じのオタクっぽい男を演じているけど、この特殊な環境を演じきれるってのはやっぱりさすがだと思う。 この役はイケメンの役より数段難しいと思うし、普通ならあまりやりたくない役かもしれないけどしっかりこなしているところがやはり凄い。 まー、何より設定だ!笑 独身者があるホテルで45日間以内にその中でパートナーを作れなければ、本人が望んだ動物に姿を変えられて森へ放たれる、、、? なんだ?魔法でも使えるのか?それとも何かの宗教か?みたいなところから始まり、一旦はホテルに入るコリン・ファレルだが途中で嫌になりホテルから森へと逃げ込む。 けど、その森には姿を人間から動物に変えられた者もいるが、森の中で独身者として掟を作り生活している人間もいた。で、その人間たちと生活を共にするけど、そこでの掟は今度は恋愛をしてはいけないというもの、、、 でもコリン・ファレルは好きな人ができてしまい、相手ももちろん自分の事が好きになり二人が良い関係になるけどそれは掟に背くことになる。 それで女性の方がそれなりの罰を受ける事になるが、その時点で二人は森の中での生活もやめてしまい街での生活を始めようと決意し森から脱出を試みる。 最後は上手く脱出でき、街へ辿り着くが女性の罰を受けた傷が重いためその重さを分かりあうためにコリン・ファレルも同じ痛みを味合うようにする、、、というところでフェードアウトしつつエンディング。 脚本としての難解さは小説のような表現が多く、感情を細かい言葉で表現し、繋いでいくというよりな感じは面白かったと思う。 描写やカメラワークとしてはまず、オープニングのワイパーのタイミングが抜群に良く、単純なカットなのにこの2〜3分だけで上手いと感じた。 そして最後のカットも同じく、緊張感の走るナイフを目にもっていくシーンもシルエットのみで少し引き気味に撮っているあたりは、冷たいナイフや先端の鋭さなどを想像させるので本当に上手いと思った。 途中の様々なシーンで細かいところまで手を抜いていないところは、何かちょっとした異常性を感じるくらいだったけど、それがこの作品の味となっていて求めていた空気なのかもしれない。 脚本や演技、ディテールなど、どれをとっても悪いところはないけど、少なくとも一般受けはしないし、あまりにマニアックという事で評価は少し低めにしてるけど、個人的にはもっと上にしても良いくらいだとも思う。 けど、お勧めはできない、、、笑