
dreamer
3.0
아테네 탈출
영화 ・ 1979
평균 2.7
この映画「オフサイド7」は、「カサンドラ・クロス」のジョージ・P・コスマトスが監督した第二次世界大戦末期における、エーゲ海のロードス島を舞台にした、戦争外伝冒険アクション映画だ。 この映画は、出演俳優が実に賑やかで、エーゲ海のロードス島を占領している捕虜収容所長が、ロジャー・ムーア。 捕虜が、考古学者の「旅路」のデヴィッド・ニーヴンや黒人の「黒いジャガー」のリチャード・ラウンドトリー、旅客機が墜落して捕まった慰問団の芸人の「マッシュ」のエリオット・グールドとステファニー・パワーズもこれに加わる。 町では抵抗運動のリーダーがTVの「刑事コジャック」シリーズのテリー・サヴァラスで、その恋人で売春宿の女将が、「ブーベの恋人」のクラウディア・カルディナーレといったぐあいだ。 そして、この捕虜たちと抵抗グループが協力して奇襲をかけ、古代美術の発掘に夢中だったロジャー・ムーアを味方に引き入れ、海岸の燃料基地と財宝が隠されているというアテナ山頂の僧院を、二手に分かれて襲撃することになる。 007シリーズのカッコいいロジャー・ムーアもこの作品では、性格がぼやけて寝返りを打つ決意をする経過がかなりいい加減で、これといった見せ場もない。 彼とデビッド・ニーヴンとステファニー・パワーズが、燃料基地を襲撃するシーンも、のんびりムードで、潜水忍者部隊との死闘が僅かなお楽しみといったところだ。 この映画のメイン・イヴェントは、テリー・サヴァラスたちの僧院襲撃で、「ナバロンの要塞」の系列といっていい冒険シーンだ。 特に、財宝ならぬ巨大なロケット砲が、黒ずくめの兵士たちに守られて、怪物のように登場するのを眺めてアッと驚くところは、なかなか面白い。 だが、海と山と冒険を二倍にしようと欲張ったのがウラ目に出ていて、二手に分かれたために興味の盛り上がりが一本化しないことになってしまった。 そして、冒険が終わってからの財宝の後始末も、ユーモラスな狙いというのはわかるが、演出のタイミング悪く、どうもスッキリした味が出ていないと思う。