코멘트
原題は「Runaway Jury」。 作家ジョン・グリシャムの「陪審評決」を映画化。 (ただし原作は煙草会社訴訟です。) アメリカの裁判ものは多けれど、陪審制度の裏側をリアルに描いた内容はかなり面白かった。 豪華俳優陣も見応えがありました。 ある日、証券会社のオフィスで銃撃事件が起こる。 11人の犠牲者の中である遺族が銃器メーカーを訴える。 その裁判の陪審員候補を決めるために様々な戦略を立てる陪審コンサルタントなど、裁判に向けて裏で起こる様々な動きを描いています。 まず陪審コンサルタントなるものを初めて知りました。 裁判に勝つために候補になる人を徹底的に調査する被告側のフィッチ陣営。 フィッチを演じるジーン・ハックマンの徹底的な悪者ぶりがすごい。 一方の原告側は庶民派の弁護士ローア(ダスティン・ホフマン)。 この二人の対決だけではなく、陪審員候補になっているゲーム店副店長のニック(ジョン・キューザック)の存在がただ者ではない。 それにしても陪審員が正式に決まっても被告側に優位になるように仕向けるやり方が卑劣過ぎる。 それぞれの秘密を暴き、中絶やHIV陽性や、配偶者の悪事まで本人に知らしめるやり方。 さらに謎のニックを調べ上げるために家宅侵入、データを盗み、最後には放火までするフィッチ陣営のやり方。 莫大な資産を持つ銃器メーカーが裁判対策にも巨額を投じているのがわかる。 フィッチとローアのトイレでの対決も見所。 「裁判は余興だ。」と犠牲者を人とも思わないフィッチはローアの安っぽいスーツまでバカにする。 謎の陪審員と思われたニックと彼の知り合いマーリー(レイチェル・ワイズ)。 二人してフィッチとローアに陪審員の票を売ろうとするが、その真意は…。 最終的な目的は想像通りだったが、銃器メーカーを訴えた裁判での初の勝利は意味が大きい。 2003年製作で今まで知らなかったのがもったいない。 法廷ものはたくさんあるが、原作の力を感じる作品で面白かった。 WOWOW放送に感謝です。
좋아요 3댓글 0


    • 데이터 출처
    • 서비스 이용약관
    • 개인정보 처리방침
    • 회사 안내
    • © 2024 by WATCHA, Inc. All rights reserved.