코멘트
『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ シーズン1』鑑賞。刑事ドラマの最高傑作では。猟奇犯罪捜査のバディものという手垢にまみれたお題だが、脚本、演出、演技を極めることによってまだまだ新鮮だしこんなに面白いなんて。安っぽいクリシェを排した驚きのハードな展開。「8時間の映画」を見た。 『トゥルー・ディテクティブ シーズン1』ニック・ピゾラットの脚本がまず素晴らしかった。事件の謎と構造の謎を駆使して一話毎の面白さを維持しながら回を重ねるごとに闇とテーマが深まっていき人間ドラマであったことにも気付く。回想と現在、一人と二人、仕事と私生活の散りばめと集約が抜群だった。 『トゥルー・ディテクティブ シーズン1』監督は全話キャリー・ジョージ・フクナガ。『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』もあって掘ってるがその手腕が発揮されていた。実直な話し運びと骨太な画作り。どこまでどう映すかが謎と合致。長回しアクションも堪能。動でも静でも見入ってしまう緊張感を作るのが上手いように思う。 『トゥルー・ディテクティブ シーズン1』主演二人が映画スターというのも大きい。マシュー・マコノヒーのクールな狂人感(完全に魅入ってしまった)、ウディ・ハレルソンのホットな俗物感。作品のテーマを纏い変容していくその姿と生き様には感動さえ。17年に渡る年齢と状況での役作りも見事だった。
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