
cocoa

날 용서해줄래요?
평균 3.4
邦題は「ある女流作家の罪と罰」です。 アカデミー賞の主演や助演でノミネートされながらも何と日本公開はなかったのが残念。 ベストセラー作家だったリー・イスラエル(メリッサ・マッカーシー)は自分宛にもらったキャサリーン・ヘップバーンからの手紙をある日古書店に売る。 生活苦からしたことがきっかけで女流作家から詐欺師に転落した…そんなお話。 実話をベースに作られた作品で、派手さはないけれどじっくり味わえる良作でした。 メリッサ・マッカーシーと言えばお化け退治したり働きづくめのシングルマザーとか、コメディ作品の印象があるけれど、今回のように孤独を感じさせる、粗野だけど真面目な一面もある女性をしっかり演じられていて良かったな~。 当初の配役のジュリアン・ムーアよりもずっと適任だと思います。 主人公のリーは生活も困窮して家賃も猫の医療費も払えない。 たまたま持っていた有名人の手紙(これは本物)が売れて、他の多くの著名作家の手紙を偽造することに。 作家それぞれのレターヘッド入りの紙や作家別のタイプライターも数台用意するリー。 知り合いのジャック(リチャード・E・グラント)とも共謀し、淡々と偽造を重ねる。 紙をオーブンで劣化させたり蒸気を当てて古いものにする徹底ぶり。 もちろん悪いことなのですが、リーが考えた文面もうまく、作家の人柄に合わせる才能もあったのだろう。 孤独なリーが書店の女性と親しくなり友達になれそうな時、やましいことをしている自分なので躊躇する場面など印象的でした。 メリッサ・マッカーシーの地味だけど器用な演技をあちらこちらに感じました。 リーが詐欺罪で召喚され法廷で言った言葉…「悪い事とは知っていた。でも自分の作品に自信が持て、最良の時間だった。」とは素直な気持ちだったのだろう。 執行猶予判決後、病気のジャックの許可を取り、自分のやらかした顛末を小説にしたリー。 リーが作った400通にも及ぶ偽装手紙の一部が書店に飾られている最後も小気味良い。 エンドクレジットのタイプ文字も味わいがあるし、フレッド・アステアやチェット・ベイカーなどの音楽も最高でした。 派手さはないけれど大切に観たいな~と思える好きな作品でした。 メリッサ・マッカーシーに拍手! もちろん白黒のにゃんこも可愛かったです。