原題は「The Lovers」です。 お互いに不倫相手のいる熟年夫婦が離婚に向けて急かされる中で気づく気持ちを描いたお話。 懐かしのデブラ・ウィンガーが出るので観たけれど、何だかな～？と感じる作品でした。 マイケルとメアリー(デブラ・ウィンガー)の夫婦はとっくに愛情が薄れ、お互いに不倫をしている。 マイケルの相手はバレエの先生。 メアリーの相手は作家。 それぞれの相手に「早く離婚して、自分と一緒になって」と急かされる。 アメリカって冷えきった夫婦でも同じベッドで寝るから理解不能な部分があって、ある日ひょんな事から夫婦の関係が戻るのです。 しかし、やっぱり不倫相手からの攻撃もあり、さらに夫婦の息子による介入もあり、家族は 一悶着。 予定どおり別れたマイケルとメアリーのその後はまた呆れる関係になるのが信じられない。 恋愛は目の前に障害があった方が盛り上がるのだろうけど、それこそ勘違いな感情も生まれる。 男も女もアホだから恋愛の修羅場が生まれる…そんな事を感じました。 デブラ・ウィンガーも御年65歳。 リチャード・ギアに抱き上げられた女の子は遥か遠い昔だな～。