好きになった彼女に気に入られようと、ネットストーキングで彼女の理想の男性を徹底調査し、見事付き合うことになったものの、だんだん嘘をついている自分に苦しくなってしまい・・・  アプローチの方法に早速引き気味な設定でしたが、誰だって好きな相手に自分をよく見せようと大なり小なり嘘つくこともあるだろうし、こういうちょっとぎこちないようなかわいい恋愛とかデートとか素敵ってなったり憧れる気持ちはあるんですよ（でも「結局映画以外にねーよ、こんなの」って結論で終わるので、だから私に恋愛は向かない）  主人公の場合、ただその場だけの嘘をつく訳じゃなくて、ちゃんと料理やギターを習って、彼女の理想の男性に近づこうと努力してるところが偉かったのに、自分で勝手に嘘ついてた癖してそれが苦しくなって爆発しちゃったところが許せなくてダメでした。 だって、自分は秘密主義なのに「君は僕の好きなもの何も知らないだろ？！」とかキレられても「知らねぇよ！」ってなりません？（だから私に恋愛は向かない） ひたすら自分が恋愛体質じゃないことをよく学べる映画でした。  サムロはギターの先生。いいなぁ～サムロの先生いいなぁ・・・ ロクでもない先生だしお歌も下手だったけど、でも大丈夫。 本当のサムロは、甘いヴォイスでお歌とっても上手なこと知ってるので。