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星ゆたか

星ゆたか

2 years ago

3.0


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베르히만 아일랜드

영화 ・ 2021

평균 3.2

2023.12.5 タイトル「ベルイマン島にて」とは。 スウェーデンの世界的映画監督のイングマル・ベルイマン(1918~2007)が愛し、撮影に使ったフォール島の事で。 そもそもスウェーデンは20万以上の島がある世界一の国だそうで。 舞台の島はバルト海最大の島ゴットランド島の北西部に浮かぶ小さな(日本の伊豆大島より一回り大きい)島。 空港のあるゴットランド島から無料フェリーで30分。人口約500人。産業は牧畜と漁業とベルイマン頼りの観光だそうだ。 そこへ自身監督のミア・ハンセン=ラヴと(81年フランス出身)彼女が17才の時知り合い、2017年まで夫婦だったというオリビエ・アサス監督(55年生まれ)が下地にモデルとして書かれている。 物語はクリスとトニーの男女監督が。 やや行き詰まりの仕事と互いの関係のリフレッシュの為、島を訪れるのだ。 私はウディ・アレン監督(35~)の映画と共に影響のある作家であるところの。 ベルイマン監督の好きな作品として。 「野いちご」(57)「処女の泉」(60)「冬の光」(62)「叫びとささやき」(72)「ある結婚の風景」(73)「秋のソナタ」(78)「ファニーとアレクサンデル」(82)「サラバンド」(2003)などがあり。 中には鑑賞する事で、『苦しい.悲しい.辛い』のマイナス感情に押し潰されそうな作品もある。 だけれどもそれなのに“惹かれる”のは❓。どうしてだろう。 『神の沈黙』『愛と憎悪』『生と死』などのモチーフがテーマになっているせいだろうか?。 しかし生涯5人の妻との間に9人の子供をもうけ。その育児は全て妻に任せっぱなしというあたり。 それだけ私生活は生存の為だけで。 必要以上に関わらず、仕事.芸術に没頭できたから。 難しい観念劇映画に集中できたとでも言えようか。 時々ベルイマン監督作品には、家庭を省みず。仕事だけに専念するだけの男性が女性に批判される物語がある。 この作品の妻クリスの構想する映画には。 自身の『一度目の出会いは早すぎて 2度目は遅すぎた。』 といった恋愛.結婚事情が込められていて。 監督いわく。 『自分の人生が虚構を刺激する事があり、虚構が人生を反映する事があるという事実を認める事になる。』 『自己の定義という哲学的テーマを私小説風に語り上げた。』と。 クリスは夫トニーと一緒に行くはずの〔サファリ〕(ベルイマンゆかりの地を解説付きのバスで巡るツアー)をすっぽかし。 街頭で知り合った青年との。 自転車.乗用車の案内散策で。 美しい土地に心身共に解放されて。 新しい虚構の世界の構築に足を踏み入れる。 そしてその結末の付け方を夫に意見を求めるが。 夫のトニーは作家業務に埋もれて。 年若い妻クリスの問いかけにも。 どこか彼の思考の視点の階層が違ってきている。 だから適切なアドバイスもどこか“上の空”。 またベルイマン観光で町が成り立っているのにも関わらず。 批判的.無関心の人達も当然ながらいらしゃる。 建物という限定された空間でさえ多様な思考が存在するのだから。 地域という広がりをもった空間でなら。 その否定的な考えの声が混じる方が自然と言えようか。 社会主義的な独裁者政治でも無い限り、この自然の風光明媚な土地空間では、そうであって欲しい。 個人の自由な意見感想が言えないなんて不幸な人生だから。 例え世界的評価の文化人の関連の土地であっても。 最後に改めてこの映画の特色を言うなら。 まず物語のモデルの監督の実年齢が39才と55才の違いの夫婦を。 映画で演じる俳優を。 37才のヴィッキー・クリープスさんと、49才のティム・ロスさんに配役した事と。 主人公の現在の妻の考案する〈新進作家の女性のここ10年来の恋情が再燃焼する〉図柄と終いに境界が曖昧になり。 これは現実か妄想の世界か?分からなくなる所の終幕だ。