
星ゆたか

사랑할 땐 누구나 최악이 된다
평균 3.4
2024.2.6 序章から終章までの間に第1章~第12章までと幕間を区切りながら。 30才を迎えつつも生き方の定まらないヒロイン・ユリアという女性と。 関わり合い愛しあった二人の男性との日々を見つめる。 ヨアキム・トリアー監督は74年デンマークで生まれ、ノルウェーで育った人。 10代の頃はプロのスケートボーダーで活躍した人らしい。 2006年監督デビュー作「リプライズ」で、いきなりノルウェーのアカデミー代表となり。 本作でも同じ外国映画賞と脚本賞にノミネートとなった。 主演のレナート・レインスヴェさん(当時33才)は、30才を迎えた〈無邪気さ.愚かさ.賢さ〉の混在する年代の女性の〈感情の揺れ動き〉を。 《大胆かつ繊細》に演じ。 カンヌ映画祭で女優賞受賞した。 また年の離れた40才のグラフィックノベル作家役の。 アンデルシュ・ダニエルセンリーさん(41才)は。 この監督のデビュー作から出演し、他に作品にもの常連で。 インタビューによると、『フランソワ・トリュフォー監督の映画における。 俳優ジャン=ピェール・レオ的存在の関係だ』という事らしい。 だから彼が年齢を重ねていくのを見るのが楽しみだとも。 またこの俳優、経歴を見たら、以前見た「ベルイマン島にて」という同年の別の監督作品に出演している。 しかしあちらは眼鏡とやや長髪という面影で、まるっきり印象が違うに驚いた。 別の作品といえば。 「セイント・フランシス」(19.米)のヒロインも34才で。 “生き方の定まらない不満”を抱えた女性だった。 同じく年下の男性が相手で。 やはりその彼は比較的誠実な人間だ。 昔のグイグイ女を引っ張っていく男のタイプではない。 年下だからか女性にかしづく“おとなしめ”だ。 そんな彼との恋愛を描いたものだった。 つまり両方に共通してるのは。 昔からの考え方の〔女性は結婚し、子供を産み育てる〕式の“お決まりの幸せ”ではなく。 一人の人間として自立した個性を、この社会において、女性だって男性同様発揮する生き方が出来ないものか?。 という問いかけの基に作られているような気がする。 この物語のヒロインは自分の母親が30才の時離婚し、父親に(男性)頼らず苦労して育て上げてくれた。 そういう普通の家庭ではなかった。 だからかも知れないが。 年上の彼の実家で幼い姪っ子らと遊ぶ彼の姿に。 急に自分の中の母性愛の欠如を感じて。 彼の早く子供を欲しがる気持ちに寄り添えない。 自己を完成する旅の出発の前に、別の人格を産み育てる自信がない。 精神の前途に不安がもたれかかる。 だから年下の彼との、互いにパートナーがいる状況での《浮気》に。 寸前の所で(キスまでで)立ち止まる。 会いたいけど、そして逢うけど最後までいかない。 そのギリギリ感が更に気持ちを高める。 ここで彼女はとりあえず年上の彼氏とは感じなかった、気持ちの高揚を得て。 年下の彼との間に感じた可能性とは。 自分を装う事なく、個性を自然に生かしながら、彼との未来を築けるかも知れないと感じた。 とにかくこの関係から未来を見据えてみようと思う訳だ。 ここでこの映画では、あの「1秒先の彼女」(2020年台湾)の様に。 彼女とその相手の年下の彼氏だけ動き。 後の周りの全ての人間の動きが停止、止まってしまう映像演出を見せた。 全ての女性が迷う事なく母性豊かに。 子供を持つ事に疑問を持たない訳ではないのだろう。 愛する相手の男性とのその愛する気持ちの結晶が、子供を産み育てる事だけじゃないという事かも知れない。 離婚家庭で育ったり、大人になるまでの過程の違いや。 持って生まれた性格などで。 子供を持たない。 あるいは環境や社会の将来を悲観し、希望を持てない大人が増えているのかも。 中国などは国をあげての一人っ子政策の果て。 その様な考え方の若人が増えているらしい。 だから人口が減少しているのだ。 だからこの映画の結末は型通りのハッピーエンドではなかった。