
星ゆたか

택시
평균 3.3
2025.5.8 ジャファル·パナヒ監督の「熊は、いない」(22)を見たのをきっかけに。 今から約5年前の7月に見た「人生タクシー」(15)を録画デイスクを捜し見直した。 『面白い❗️』 この作品では監督がタクシーの運転手になり。 乗り合わせる人たちはすべて、監督によって“仕込まれた乗客”だと思うが。 勿論、顔ぶれが初めて見る人たちばかりで、先入観がないのだが。 実に自然にイランの普通の人の様子らしくて。 映画に抵抗なく参入できる。 最初の客は前に自称フリーランス(実は路上泥棒?)の中年男。 後ろの席には🧕ヒジャブを被った中年教師婦人。 『中国に次いでイランは死刑実刑が多い事について』。 『軽い盗みや犯罪を死刑にする是非に』意見を交わす。 次に乗ってくるのは『パナヒ監督ですね。何か撮影してるんですか?』と。 自らが映画の海賊版(イランではハリウッド映画等正式には見られない)DVDの出張販売をしている中年小太り小男。 ある所の大学で映画監督コースに通っている青年に。 『監督のオススメの映画は?』と聞き。『黒澤明監督作品とか何枚かチョイス』. いつもより何枚も買ってくれたと。 ちゃっかり監督と組んで販売している言ったとかで。 『ふれこんだって?』と監督に確認され。 『😣⤵️スイマセン』と偉く恐縮して詫びる。 監督自ら名乗りの制作映画とは言え、世界三大映画祭受賞の有名監督ならではの庶民反応ぶり。 この後信号停止中に数人によって担ぎ乗せられたのは。 顔面血だらけの今まさにバイク事故で、傷をおった夫と。心配し動揺気味の奥さん。救急車の到着まで待ってられないのか?。 後ろシートに妻に抱かれながら、男が仮に自分が死んだ時の為の“遺言”(資産を妻に)を残して置きたいと言い。 最初は紙と筆記具をと話すが。 まずはDVD販売男が自分の携帯が充電切れで、(この後度々監督の携帯を借りる事に) 監督の携帯を使い彼がその遺言メッセージを録り残した。(その後まもなく、妻は夫の安否に関わらず、念のため病院からその録画映像がほしい)と言ってくる。 DVD販売男と行先が違うので男は(もう少し監督と販売乗り合わせしたかった気味)降りて。 そして次に強引に乗り込んできたのは、2人のおば様。 一人は水が揺れる金魚鉢に金魚が数ひき。 これを昼12時までに。ある有名な泉に届けなければ。 『私たちは死ぬ』と。意気がる。 買った日と数年後に戻す日の時間を合わせるのが重要なのだと。そういう迷信に凝り固まっているのか。『早く早く』と監督を急き立てる。 監督が急にブレーキを踏んで。 その金魚鉢の金魚が座席下に。 監督は大慌てで後ろのトランクを開け、水とビニール袋を取り出し。座席下の金魚を救いあげ。ヤレヤレ…。 監督は運転中度々携帯をとり連絡をとったりするので見ているこちらもハラハラする。 そこへ孫の学校の帰りを約束している電話。 仕方ないので、そのまま泉に行く訳にいかず。 降りて他のタクシーを拾っておば様らに車を乗り換えてもらう。 慌てて、孫娘がたたずむ建物の前に。 するといかにも待たされて内心おかんむりだというような大人女ぶりのポーズを見せて。 『一時間も待たせて、もし誘拐にでもあったらどうするの?』と。 この辺は日頃大人のドラマか何か見ているおませな少女ぶり。 このコマしゃくれた表情の孫娘(7.8歳位)が。 学校の発表会で録画した映像を用意すると。監督や外を録りはじめる。 中々楽しい監督と孫娘との時間だ。 そして最後は旧友で精神的悩みの打ち明け。孫には好きなフルーツジュレを買いあたえる。 また監督と同じように政治思想的対立で弁護士仕事を略奪された女性も途中で“同類憐れむ”調子でタクシーに乗せる。中々笑顔が魅力的。 赤い薔薇の💐花束をどこかへ持って出かけるようだ。 監督も少し元気を 貰う。 備え付けのタクシー内カメラであったり。 撮影者が隣から写したり。 監督が運転手になって。 イランのその時代の圧力社会関係や迷信などを描きだしたアイディア企画作品(82分)