코멘트
ジュネ

ジュネ

7 years ago

3.0


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아직 끝나지 않았다

영화 ・ 2017

평균 3.2

2019年22本目はベネチア国際映画祭で銀熊を獲得したフランスのサスペンスドラマです。 子供を主人公とした映画は昨年もたくさん作られ、『フロリダプロジェクト』『万引き家族』など苦境や貧困をはね除けるようにたくましく生きていく子供たちが描かれていました。ジュリアンもまた「両親の不和」「毒親」という、経済的困難以上に恐ろしい血縁の呪縛に苦しみますが、この映画には出口がないのです。 ひたすらに事態をエスカレートさせ、ジュリアンを際の際まで追い詰めていく容赦のなさは息が詰まるようですし、終盤は完全にホラーと化していて驚かされます。とはいえ、尺が短く駆け足になった感があり、この手の作品を去年何本も見ている身としては新鮮味に欠けるのも事実です。もう少し予定調和にはまらない何かが欲しかったところ。 ただ、これはフランスの人でないと恐怖感や実感をもって捉えられない点もあるでしょう。フランスは日本と違い離婚後も共同親権が基本であり、子供はどんなにイヤでも父母の間を行き来しなくてはなりません。劇中で父親が「俺には新しい住居を知る権利がある」と激昂しますが、これは抽象的な意味での「権利」ではなく、文字通り法的に尊重された「権利」を指します。 たとえどんなに害悪な親であっても、罰せられるのはあくまでも「新居を教えなかった側」なのです。このように実状と制度が噛み合っていないことで犠牲になる子供達はたくさんいるわけで、そうした真実を明るみに出した意味では非常に有意義な一作だと思います。