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34번가의 기적
평균 3.7
2021년 12월 13일에 봄
ジョージ・シートンが監督・脚本を務めた、1947年公開のハートフル・コメディ。 「サンタは実在するか否か」を巡る大論争をユーモラスに描いた本作は、アカデミー賞では3冠、ゴールデングローブ賞では2冠に輝いた作品とのこと。あらすじすら読まずに臨みましたが、これは面白い!冒頭からいきなり意表を突かれ、そこからズルズルと引き込まれていきました。何に驚いたかと言えば、本作は「クリスマス映画の古典的名作」だの「アメリカ人にとっては定番中の定番」だの、やたら”世代を超えて愛される名作”的な評価が散見される作品にも関わらず、中身は意外な程に「大人な話」だという事です。物語の導入部や登場人物の設定からしてわざわざクリスマスの神秘性を剥いでいますし、中盤ではかなりブラックなユーモアも挟み込まれています。そして極め付けとして、最終的に物語はサンタの存在を巡り裁判沙汰にまで発展してしまいます。ここまで来ると完全に大人向けとしか言いようがありませんが、このクライマックスで提示される回答こそが本作を正真正銘「クリスマス映画」たらしめている所以です。時代背景や宗教的価値観を感じさせない「ユニバーサル性に富んだ脚本」からも、本作が今なお根強く愛されている理由がよく分かりました! また本作は全体の構造や語り口も非常に秀逸だと思いました。物語は「老人クリスがやむなくパレードでサンタの代役を務める」所から始まるので当然こちら側も「サンタは居ない」方向で映画を観始める訳ですが、 そこから物語は老人クリスと少女スーザンに寄り添う視点で進行していき、それに伴い我々も次第に「彼女にサンタの存在を信じさせてあげたい」という心境に至ります。そして中盤以降ではスーザンの切実な気持ちやクリスとフレッドの信頼関係、ドリスが頑なに現実主義を貫く理由などが積み重なり、最終的には観客までもがスーザン同様に「サンタを信じたい」という無垢な気持ちを抱えてクライマックスを迎えます。つまり本作は、話が進むに従って「作品そのものは大人向けになっていくにも関わらず、それに反して観客側の心境はどんどん童心に帰っていく」という構造を持っており、個人的には本作の物語を語る上での最善のバランスだと思いますね。これは間違いなく万人が楽しめる一作!来年も観よう。 トイザらスのクリスマスカタログ、ビリッビリになるまで読んでたなぁ。