
矢萩久登

2001 스페이스 오디세이
평균 3.6
2026년 02월 07일에 봄
『午前十時の映画祭15』 昨日の『時計じかけのオレンジ』に続いて、劇場の大型スクリーンでの初鑑賞。 作品自体は幼少期に「月曜ロードショー」などの地上波放送で何度か視聴しましたが、序盤のヒトザルが「モノリス」と遭遇して進化するシーンは印象深いものです。 しかし、ラストのボーマン艦長が忽然と王朝風の白い部屋に幽閉され、最後に地球と同スケールの胎児(スター・チャイルド)に進化する部分は、子どもには難解すぎて苦手意識があった作品でもありました。 そして本日40年ぶりの大スクリーンでの再視聴。 ◎驚異の映像技術 今では観慣れたシーンですが、同作品が制作されたのはアポロ8号がまだ有人宇宙飛行を成功させる前の1968年(昭和43年)です。資料も少ない中で、精度の高い地球の外観と宇宙空間を完璧に再現し、CGも一切ない当時に精巧なディスカバリー号をはじめとするメカニックや無重力空間の描写、ワイヤーフレームによる3次元コンピューターグラフィックスを表現したことは、驚愕でしたね。 ◎映像と音楽の融合 以前は1シーン1カットが冗長に感じていましたが、当時としてはまだ誰も観たことのない近未来をたっぷりと見せたかったのでしょう。今なら納得です。 当時最高峰の特撮技術をカメラマン出身のスタンリー・キューブリック監督がユニークな撮影方法とシャープな映像感覚、さらに刺激的で荘厳なクラシック主体の音楽で紡ぎ上げています。 ◎後世への影響SF映画の原点 『スター・ウォーズ』『エイリアン』『コンタクト』『インターステラー』『ターミネーター』…SF映画のほとんどは本作に強く影響を受けたことがうかがえます。 ◎日本のアニメ作品への影響 また、『機動戦士ガンダム』でも「HAL」の無機質で不気味な存在はモビルスーツ『ザク』のモノアイや「スペースポッド」は地球連邦軍の戦闘用ボッド「ボール」などにインスパイアされているようです。 ◎時代を超えるテーマ ストーリーも宇宙船内の密閉空間を舞台にしたソリッドシチュエーションスリラーの元祖として秀逸です。「HAL」の暴走(矛盾した二つの命令による誤判断)も昨今急激に普及した人工知能(AI)が身近になってくると十分あり得るシチュエーションで、60年近く前とは思えないテーマです。 SF映画の原点にしてまさに最高傑作。やはり映画ファンなら必見の一作品でしたね。