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星ゆたか

星ゆたか

2 years ago

3.0


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새벽까지 버스 정류장에서

영화 ・ 2022

평균 3.0

2024.1.14 2020年冬の幡ケ谷バス停で起きた女性ホームレス襲撃殺害事件を題材にした社会派ヒューマンドラマ。 脚本を梶原阿貴さん(73年生まれ:90年女優から07年に脚本)。 監督は高橋伴明さん(49年生まれ:ピンクから82年以降一般映画に)。 梶原さんからの〈主人公の死なず〉の方向の提案に。 それじゃその変わり世の中に蔓延する《怒り》を吐露する物語にするかの構想を伝え。 更に昭和戦後派の憤懣を、エンターティメントの味付けに加えたとの事。 高橋監督は60年代の第二次早稲田大学紛争に参加した世代で。 この映画の中では、監督の代弁者として。 柄本明さんの成田空港建設反対.爆弾闘争をした全共連闘志という設定のホームレスに。 だから安倍晋三・管義偉両首相(実写)の実名批判の言葉も盛り込んでいる。 ただ物語の主軸は板谷由夏さん(75年出生)らの居酒屋で働く非正規職員のバイトの女性達と。 その店の雇われ女性店長、大西礼芳(あやか:90年出生)さんが。 マネージャー(三浦貴大:85年出生)のセクハラ・パワハラに応じる姿を中心に進められていく。 その辺は女性脚本家らしい、決め細やかな物語になっている。 そしてその勤労状況に2020年から始まったコロナ禍の日本を直接初めて描いた映画でもある。 2020年の政府の非常事態宣言にヒロインは仕事と住み込みの家を失い。 しかも彼女は別れた夫が彼女名義のカードで複数の借金をしていてその支払う債務と。 疎遠の実家の認知症の母親の施設入りの費用も、兄からせがまれていて。 全くの緊急用当てのお金がないから。 まさにホームレス状態でトランクを引きずりながら街頭をさ迷うテイタラクに。 なまじプライドもあり他人に甘える事も出来ない。 手作りアクセサリーを置いて売ってもらっているオーナーにも相談できない。 また店長は突然解雇で責任を感じ、更にバイトの3人に退職金が支払われているはずの30万円がマネージャーの懐に入っている実態を掴み会社に報告する。 だけど心配になって彼女に連絡しても中々返答してくれない状態だ。 当初は介護施設の仕事などもすぐ決まって働けるはずが。 これもコロナ禍で取り止め。 そんなまれにみる絶望的、体験のないコロナ禍状況に思考回路が停止してしまったのか。 働き口を探す意欲よりゴミ箱から食べ物をあさる始末に。 そんな時ホームレスの、根岸季衣さん(54年出生:初め分からなかった)演じる元芸者で政府の要人と関わりのあったらしい派手な女性との接触も心の力になる。 しかしここでこの物語の、何故彼女は“夜明けまでバス停で”過ごす気持ちになったのか?  実際殺された事件の彼女の思いは如何なものだったのか。疑問も残る。 街灯が消えない明るみがあり。 少し安心もできたという事か。 またレビューの焦点を、振り出しの監督の《怒り》感情に戻すと。 世の中の多くの人達の感じている日頃の鬱憤の中の一つに。 『私の方が能力も人間力もあるのに。仕事力に劣る、人間的にも不誠実な人達がどうして。 こうも世の中には、この社会には、はびこって、まかりとうって、偉そうにしてるんだ!』 とういった気持ちがあるのではないかと思う。 だからこそ最後の二人の女性の怪気炎や。 クレジットタイトルの幻想場面の国会議事堂の爆発映像(お見逃しないよう)に共感できるのだ。 キネマ旬報2022年ベスト3位。 監督賞、脚本賞受賞作品。