코멘트
続編なのでそこまで期待してはいなかったけど、まさかここまで楽しめるとは思っていなかった。 批評サイトRottenTomatoesでは、2008年の「マンオンワイヤー」以来となる満足度100%を記録したということもあって、続編としてだけではなく一本の映画としてかなりの高クオリティ。エンターテインメントの基礎をしっかり押さえている映画は久し振りに観た。 前作は第0話といった感じで、パディントンがロンドンに馴染むまでが描かれていたが、今作はなんとか馴染めてきたパディントンとブラウン家に降りかかる更なる困難を描いている。 馴染めてきたと言っても、相変わらずドジをするパディントンはやっぱり可愛い。前作以上にチャップリンへのオマージュが増えていて、パディントンは正にチャップリンをイメージしたキャラクターだというのがわかる。 そして特筆すべきは悪役のヒューグラント。ヒューがいなければ成立しなかったぐらい、彼の落ちぶれたナルシスト俳優役の演技は素晴らしかった。脚本家はヒュー演じるフェニックスのキャラクターを、ヒュー本人をイメージして描いたっていうから適役なのは当たり前だろう。ハマりにハマっていて、スタッフロールの最後の最後まで笑わせてくれた。因みに、この役が自分のことをイメージして作られたと聞いたヒューは爆笑したらしい。 よりパワーアップしたパディントンとブラウン家の更なる成長を、時に笑いながら、時に涙しながら楽しめる。笑いと涙に加えて、ちょっぴり社会的なメッセージが含まれているのも良いところ。前作がイマイチだった人も是非観て欲しい。 ファミリー層向けの映画だと侮るなかれ。大人でも満足できる一級品だった。
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