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製作・監督ジョン・アヴネットによって製作された1991年のアメリカ映画 ・ 人生に疲れぎみの中年主婦エヴリン(キャシー・ベイツ)は、ある日、老女ニニー(ジェシカ・タンディ)と知り合いになり、彼女の語る昔話の虜になっていく。それは約50年前、兄の死によって心を閉ざしてしまった少女イジー(メアリー・スチュアート・マスターソン)と、かつての兄の恋人ルース(メアリー=ルイーズ・パーカー)との交流の物語だった…。 ・ 老人ホームにいる老人が過去を語るというスタイルはよくあるパターンだが、これはその中でもよくできた物語だ。2人の女性の友情の物語を軸に、黒人差別や更年期障害まで、幅広いテーマを扱っている。話を聞いてるエヴリンが、暴走気味に前向きになっていくのは面白い。 ・ 力強く生きる女性と、自分に自信がない女性を描くことで、多くの女性にエールを送る作品になっている。細かい謎が散りばめられたミステリーとしても楽しめるが、殺された男の末路なんかはエグい。原作では同性愛にも言及しているみたいだが、映画向きに脚色されているので、批判した人もいたようだ。 ・ ふくよかというかデブなおばちゃんエヴリンのキャラは濃い。ホラー好きならこの方を知らないわけがないが、この映画の前年に、「ミザリー」のアニー役でアカデミー主演女優賞を受賞したキャシー・ベイツ様だ。キャラの濃さに圧倒されがちだが、自信のない前半と、希望を見出だした後半の表情の違いを比べてもらいたい。さすがオスカー女優と思うだろう。 ・ 語り手の老婆ニニーを演じ、アカデミー助演女優賞にノミネートされたジェシカ・タンディも素晴らしい。80歳になってアカデミー主演女優賞を受賞し、この映画では助演女優賞にノミネートされたんだからすごすぎる。年輪を重ねた女優の実力を感じた。 ・ まだブレイク前のメアリー=ルイーズ・パーカーやクリス・オドネルが出演しているが、若きメアリー=ルイーズ・パーカーは美人だ。いまでもきれいだから尊敬してしまう。どんなアンチ・エイジングをしているんだか。 ・ この作品は緩急の使い分けが上手かった。笑ったかと思ったら、重々しくなったり、起伏の激しい展開だから、最後まで息をする暇もない。謎や結末もそこまで意外性があるわけでもないが、それでも楽しめる映画だったと思う。
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