코멘트
MMAがテーマという事で泥臭い作風をイメージして結構期待していたのですが、カウンター喰らった。 汗が滴るハンサムのスポ根ものです。 自分はあまりMMAを観る方じゃないが、それでも2011年にしてこの試合描写は甘すぎるでしょう。 今時あぶく銭を賭けた2DAYトーナメント…とか、関節技極まりすぎどころかプロレス技まで…とか、セコンド無しな上脱臼したまま試合続行なんかありえねー…とか、色々突っ込むのは野暮ですが、だったらもう少しドラマ部分を丁寧に描いて欲しかった。 主人公たちの悲惨さには同情するが、成功に値するだけの努力をしたとは思えない。 父親がどんなに酷い人間だったか、直接的な描写があまりないので、老人虐待のように見えてしまう。 そういったストーリーの起承転結のちぐはぐさが気になりました。 肝心のアクションシーンも苦手なやつだった。 グラグラ不安定なカメラに、ファスト映画の様な細かいカットの連続、アップを多用した単調なアングル等、昨今のアクション映画の悪い所が目白押し。 視点だけでも主観なり俯瞰なりもっと工夫できたのでは。 UFCの試合中継の臨場感にすら遠く及んでいない。 2時間半近い尺ながらドラマかアクションか、いまいちどっちつかずな感があり、比べるのもあれだが改めて「ロッキー」の偉大さを思い知りました。 …あと、WWEファンとしては、オリンピックヒーローのカート・アングルがよりにもよってロシアの怪物役を演じたのが気になるところ。 そういえば、今や世界的大スターのロック様こと、ドゥウェイン・ジョンソンも映画デビューは「ハムナプトラ」でのしょっぱい役でしたね。 それにしても、日本で例えるなら村田諒太や吉田沙保里が中国人ファイターを演じるようなもの。仕事と割り切るにしても、当時少しザワついたんじゃないでしょうか。
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