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【溺れる映画】 海中で大暴れ!全海中生物を操るワクワク感や、海底帝国のキラキラした映像美も秀逸。撮影手法も気になりつつ、まるで映画館が水中に変わるような没入感で、色んな意味で溺れるレベル。 ◆概要 DCコミックス『アクアマン』の実写映画で『DCエクステンデッド・ユニバース』シリーズとして6作品目。出演は「ゲーム・オブ・スローンズ」のジェイソン・モモア、「リリーのすべて」のアンバー・ハード、「ムーラン・ルージュ」のニコール・キッドマンら。監督は「ワイルド・スピード SKY MISSION」のジェームズ・ワン。 ◆ストーリー 海底帝国アトランティスの王女を母に持つアクアマンは、人間として地上で育てられた。やがて、アトランティスが人類を征服しようと地上に攻め入り、アクアマンは、アトランティスとの戦いに身を投じていく。 ◆感想 海中の爽快バトル映画。海の中を自由に行き来する様や、生き物達を操る様子、きらびやかな海底帝国も含めて、世界観がすごい。海の生き物達と意思の疎通ができ、操る、誰もが一度は夢見る世界。それが実現された映像美にワクワクが止まらない。 冒頭の、水族館でサメと疎通し、いじめっ子を撃退するシーンや、海底帝国間の争いに全海中生物で殴り込むカオスにもうワクワクしっぱなしで、自分が深海映像が苦手なのをつい忘れてしまった笑 万単位の数の海溝怪物に追われるシーンは悪い意味で鳥肌ものだったけど、深海生物の神秘性や、群をなす魚の習性だったり、ある意味この映画ならではのシーンだったかもしれない。 でも何よりも気になったのは撮影手法で、一番のポイントは常に漂う髪の毛。CGで生き物や乗り物を合成するのはなんとなく想像がつくけど、揺れる髪の毛を水中以外の撮影で作り出す手法がイメージできない。実際、監督は水中での撮影をほとんどしていない事を告白している(https://www.cinematoday.jp/news/N0105864)。もっと言うと、メラとバルコの“窓のある牢”のシーンで、泳ぎながら去っていくメラが1番不思議だった。撮影は水中ではないはずなのに、髪が漂い、泳ぎながら去っていく…おそらく色んな技法が幾重にも重ねられた映像だったと思う。これまた2人の髪の毛が漂いながら、カメラがそこを何度も回り込むアーサーとメラのキスシーンの美しさも、そんな映像撮影技術のなせる技。 映像美が卓越していただけに、ややツッコミどころのある展開がもったいない!笑 見たいのは海中での展開なのに途中ロードムービー化していたし、海賊のキャラはこの映画に不必要かも…原作愛が裏目に出てしまったか。 いずれにしても、映画館がまるで水族館、というか、自分も水中で見ているかのような没入感。素晴らしい映画体験でした!
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