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世話好きなローラ(ヴェラ・ファーミガ)は捨て犬や捨て猫を多く世話する日々。 そして悩みの多い息子ヘンリーと暮らしている。 ある日、施設を追い出された父親ジャック(クリストファー・プラマー)を息子と迎えに行くことに……そんな3人のお話。 原題は「Boundary」、境界線とかの意味です。 自分勝手な父親ジャックとは長年連絡を断っていたローラ。 まさに境界線を保つように生きてきたのです。 そんな彼女が人生に迷いながら息子に対する気持ちや父との激しいやり取りをめぐる内容でした。 お話の展開はやっぱり想定内です。 でも、いつもクールな役が多いヴェラ・ファーミガのちょっと変わった役が良かった。 もちろん期待通りなのはクリストファー・プラマー! かなりの御年だけど精力的に映画に出ていて、今回の「マリファナの売人」役も楽しんでいる感じ。 ジャックの友達役で出たのがクリストファー・ロイドとピーター・フォンダ! (ピーター・フォンダは製作後にいろいろ問題を起こしたらしいですが……) 日本では未公開の作品ですが、好きなヴェラ・ファーミガとクリストファー・プラマーの作品でまずまずの佳作でしょう。 息子ヘンリーの描くイラストが面白かったな。
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