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原題も「The Keeper」。 1945年、ナチス兵士のトラウトマンはイギリス軍の奇襲にあい捕虜となる。 収容所でサッカーをしていた時にキーパーとして地元チームにスカウトされる。 その後、名門のマンCに入団し英雄となる……そんな実話ベースのお話。 トラウトマンを演じるのは「愛を読むひと」のデヴィット・クロス。 (ちゃんとドイツ人を配役したのはヨシ!) そもそもトラウトマンはタバコ目当ての賭けでキーパーをやっただけでポジションは違う。 たまたま地元チームにスカウトされ、監督の娘マーガレットと結婚し、さらに名門「マンチェスター・シティ」に正式に入団する。 ここまでの展開はかなり早くて、粗が目立った印象もある。 ユダヤ人の多いマンチェスターで元ナチス兵士に対する反感は想像以上だったはず。 トラウトマンはドイツ軍に自ら志願した経緯があるが、あの時代のドイツで誰もがヒトラー政権に傾倒するのは仕方ないのだろう。 その辺の描写があればもっと良かった。 マンCの関係者やサポーターに非難されてもラビの一言で変わっていくのもユダヤ人社会の存在が大きいからだろう。 トラウトマンは戦地で子どもを見捨てた過去から、自分の息子を失う運命に苦しむが、それでも前を向いて生きていくしかない。 結局、マンCで引退するまで545マッチに出場。 この成績は立派だと思った。 プレミアリーグが好きでマンCの試合も観ているので、サッカー映画としては物足りない。 でも創立から長い歴史があるサッカーチームだけにこんな史実があったことが興味深かった。 地元チームのオーナーなのか「私は、ダニエル・ブレイク」のディヴ・ジョーンズも出演。 その上、マンCの監督役が「リトル・ダンサー」のビリーの熱き父親役ゲイリー・ルイス! この辺がイギリス映画の好きなところ。 ついでにスマイス軍曹を演じたハリー・メリングはお顔からか、こんな役が多いな…。
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