
dreamer

왕이 되려던 사나이
평균 3.0
"秘境冒険映画の愉しみに満ちたショーン・コネリー、マイケル・ケインの二大スター激突によるジョン・ヒューストン監督作品 「王になろうとした男」" この映画「王になろうとした男」は、原作が「ジャングル・ブック」のラディヤード・キップリング、主演が初代ジェームズ・ポンドのショーン・コネリー、「アシャンティ」「キングスマン」のマイケル・ケインの二大スター、監督が男性的なタッチの骨太の作風の「黄金」「女と男の名誉」のジョン・ヒューストンという豪華な顔合わせによる、"秘境冒険映画"です。 読書の愉しみのひとつに、いわゆる"秘境冒険小説"というものがありますが、このジャンルは、探偵小説やスパイ小説と並ぶイギリスのお家芸とも言えるもので、以前、ワクワクしながら読んだ名作として、アマゾン上流にある前世紀の世界を描くコナン・ドイルの「失われた世界」、アフリカの奥地の神秘の大洞窟が登場するヘンリー・ライダー・ハガードの「洞窟の女王」及び「ソロモン王の宝窟」、チベットの山奥にある桃源郷を舞台にしたジェイムズ・ヒルトンの「失われた地平線」などがあります。 これらの小説は、過去いづれも映画化されていますが、しかし、残念ながら映画として観た場合、あまり良い作品がなかったような気がします。 秘境をセットで作るから、神秘性のかけらもないハリボテの洞窟が出て来たりして、幻滅感を味わってしまうからです。 これらの、"秘境冒険映画"の中で、この「王になろうとした男」は、よく健闘していて、面白い作品の中の1本になるのではないかと思います。 この映画は、セットではなくモロッコでのオール・ロケで作られているから、チャチな感じが全くせず、そこそこのスケール感があります。 ただ、その分、怪奇で神秘な雰囲気といったものには欠けますが、高い山の頂上にある神殿の描写など壮麗で非常に美しく描かれています。 そして、アクションは山盛りだし、"秘境冒険小説"の約束事である、夢のような金銀財宝や絶世の美女も登場して来ます。 その昔、アレクサンダー大王が征服したという東洋の伝説の国カフィルスタン。 インドの遥か彼方にあるこの謎の国へ王になるために出かけ、見事に野望を遂げたのはいいが、遂には、神にまでなってしまって、破滅の道をたどる羽目になった二人の男の物語------。 まさに、イギリス秘境冒険劇の正統的な硬派の物語で、"秘境冒険小説"好きにはたまらない物語が展開していきます。 昨今の地球規模での、森林伐採や自然開発などで秘境などと言えるところが、ほとんどなくなった時代だからこそ、せめてこういう"秘境冒険映画"でも観て心の慰めとしたいものです。