辻村先生がドラえもんを手がけたというだけでもうファンは泣けます。 今回のドラえもんをいいと思われた方はぜひ『凍りのくじら』を手に取って欲しい。これを読めば今回のドラえもんがストーリーは勿論ですが、それ以外の部分でも感極まって泣ける理由がはっきりとわかります。 これをぜひ、もう少し早く、言うならばのぶ代ボイスで映画を見たかった自分もいます。わさびドラえもんが初だったこともあって、どうしても違和感が無くならず……。 でも、基本的な笑い要素に普遍的なものがあって、同じ映画館で見ていた子供たちが楽しそうに笑っていて、ああ、ドラえもんは昭和、平成をこえ、次の新たな時代『令和』へと流れていくんだなと思いました。