映画がとても良く映画鑑賞後あまり時間を置かずに視聴した。 そのため細かい部分での演出の違いが浮き彫りになってしまった。 映画のラストシーンはとても大切なシーンだったはず、それを敢えて抜かしたのはどういう意図があったのか。 また反対運動の部分が映画よりも多く描かれており、日本人とはあまり馴染みのない皮肉の籠った批判・ヘイトを取り入れていたのでバレエというよりも当時の炭鉱ストライキをメインにした物語のようにも思えた。 ラストシーンが抜けていたと言ったが、①父親の前で踊るシーンは白鳥の湖を主人公と成長して主人公の2人で踊るシーンに改変、②審査員の前で踊るシーンはカット、③バスに乗り込む時の兄とのシーンなし(←これは家族の話をする上では欠かせないシーンだったように思える。)、などもシーンとしてはなかったので残念だった。 またコーチの娘との枕を使ったシーンは再現されなくても良いが、あまりにも映画と女の子の性格が悪い意味で違いすぎてショックを受けた。これぞ舞台ジョーク!と言われてもあの下品な感じは…映画でのあのシーンを蔑ろにされた気がして残念に思った。