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ひろ

ひろ

9 years ago

4.0


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흐트러진 구름

영화 ・ 1967

평균 3.4

第4の巨匠こと、成瀬巳喜男監督の遺作となった1967年の日本映画 ・ 愛する夫・宏を交通事故で亡くした由美子(司葉子)。事故の加害者・史郎(加山雄三)は裁判の結果無実となるが、彼は由美子に示談金を支払うことを約束する。やがて実家に帰った由美子は史郎と再会するが…。 ・ 成瀬映画はいつも、始まって2分間ぐらいは小津映画っぽいなって思うんだけど、そこからの展開が全く異なる。人間の醜さと美しさ、特に女性の内面を描き続けたメロドラマの巨匠の最後の作品は、やっぱり成瀬巳喜男らしいメロドラマだった。 ・ 夫を交通事故で亡くした女と加害者の男の許されない愛。なんともドロドロしそうな設定だが、少しずつ近づいていく2人を爽やかに映し出している。しかし、メロドラマにハッピーエンドなど不要なので、何とも言いがたい終わり方で安心した。 ・ 加害者の三島を演じた加山雄三。成瀬映画には加山雄三の父親である上原謙も主演していただけに、カラーになり息子が主演しているのは時代の流れを感じた。この時の加山雄三は、すでに「若大将」シリーズでスターになっていた。紅白に出てる歌手とか若大将のイメージしかなかったけど、黒澤明や成瀬巳喜男といった巨匠に揉まれた実力派なんだよね。 ・ ヒロインの由美子を演じた昭和の大女優・司葉子は、美しい未亡人のイメージにピッタリだった。由美子の義姉を演じたのは森光子。めちゃくちゃ若いけど、森光子だって判別できます。昭和最高のバイプレーヤーの1人である加東大介は、相変わらず個性的だった。 ・ メロドラマと言うと、現在の昼ドラとかのイメージが強いかもしれないけど、成瀬巳喜男のメロドラマは次元が違うので、観ておくべきだろう。日本映画史上で、世界から巨匠と呼ばれているのは4人しかいないので、その1人である成瀬巳喜男の遺作を観るのは、邦画ファンでなくても必須です。