코멘트
道 バター

道 バター

3 years ago

4.0


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빅 아이즈

영화 ・ 2014

평균 3.2

 女性の地位があまり高くなかった時代のアメリカで一人の娘を育てることを決意し、都会(サンフランシスコ)に出てた女性画家(主人公)の苦悩が描かれています。  ……ただし、単純に絵が売れなくて生活が苦しいという話ではありません。  結果的には彼女の絵は有名になり、生活は向上するのですが、その原因となったのは結婚し、新たに夫となった口がよく回る日曜画家の男性がある有名人と起こしたゴシップ記事の写真に彼女の絵が載ったことです。しかも夫はその記事を契機に作者を自称し、絵を宣伝しました。  現代風に表現するなら、彼女の絵がトレンド(流行り)になり、何故か夫が時の人になりました。 ※有名になる流れはある意味で今も変わらないですよね。  主人公自身はその時代のアメリカでは女性の地位を気にしてしまったのでしょうか……ゴーストライターならぬゴーストペインターになったのでした。  その後、主人公に自分が作者だと有力者にアピールする機会が訪れるのですが、自分だと言い出せない場面が描かれています。  このまま、彼女は自分を騙してその後の人生を過ごしていくのか?というお話です。  絵画は高いというイメージがありますよね。中世ヨーロッパなんかは貴族や権力者が画家を個人的に雇い絵を書かせていた時代もあったようです。  この作品ではそういった価値観が壊され、絵が大衆(カジュアル)化されていったという表現もされており、時代の移り変わりも少し体験できました。  現に題材になったマーガレット・キーン氏の作品は絵画評論家からは評価されていなかったようですが、大衆からは人気があったようです。 ※ご本人は2022年6月26日に亡くなられているようです。ご冥福をお祈り致します。  それにしても、こんなお話が現実にあったなんて信じられませんね。  良い映画体験でした。  ちなみに、映画には1ミリも出てこないのですが、日本で起きたゴーストライター問題で話題になった佐村河内守氏と新垣隆氏のwikiを調べました(笑  ゴーストライターだった新垣隆さん自身も「彼(佐村河内氏)と私の情熱が非常に共感し合えた時もあったと思う」とは語られているようです。  ……マーガレット・キーンさんにもこういう時期はあったのだろうなぁと勝手に想像しました(笑


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