
ジュネ

닥터 슬립
평균 3.3
2019年252本目はスティーブン・キングの傑作として名高い『シャイニング』から40年後を描きました、正当なる続編『ドクタースリープ』。 ------------------------------------------------------------ 前回同様、サイコな親父が追いかけてきて精神的にジワジワといたぶられるホラーが楽しめるかと思いきや、幼い子供が無惨に殺害される様子をじっくり写しとるなど描写はかなり直接的です。ストーリーもまさかの超能力バトルになっていて、世界線が別の作品だと勘違いするほどです。しかし、40年の時を経て大人になったダニーを始めとして懐かしのキャラクターが勢揃いしますし、あちこちに『シャイニング』の面影がちらつくのも事実。 ------------------------------------------------------------ その意味で本作は「原作と映画の橋渡し」に奔走するマイク・フラナガン監督の足跡をたどる映画と呼べるでしょう。スティーブン・キングがキューブリック版の『シャイニング』を憎んでいることはあまりに有名な話ですが、フラナガン監督もそのせいで四苦八苦したことは間違いありません。なにせ、「悪霊だらけのヤバいホテルが40年間もほったらかし」という設定を描かざるを得なくなったわけですから。 ------------------------------------------------------------ ダニ-が自らの過去と対面する過程・アブラとの絆が原作に比べると決定打に欠け、どうも納得しにくい部分はあるものの、作り手からすれば「これ以上どうしろって言うんだ?」が正直な気持ちでしょう。過去作のエッセンスを散りばめながら2つの世界観を見事に繋ぐことができてると思いますし、私としては製作陣に「お疲れ様でした」と労いの言葉をかけたいところです。