코멘트
hanako

hanako

8 months ago

4.0


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바다가 들린다

영화 ・ 1993

평균 3.2

2025/7/9 3週間限定のリバイバル上映!高校生くらいの頃に観たきり。約20年の時を経て★3→★4に変更。これも「大人ジブリ」の部類。 輪郭のぼやけた作画が素晴らしく、音楽も爽やかで、“エモい”の極み。ノスタルジーとアナログ感溢れ、固定電話のリングを伸ばして家族に聞こえないようにこっそり友達と電話したあの時代を生きた私たちにとってはもうそれだけで胸がいっぱいですよ(今の若者には響かないか)。70分とコンパクトでテンポも◎。 ◆ 「余白」が印象的。セリフで多くを語り過ぎず、表情や間で伝えてくる所は、やはり等身大のあの頃じゃ理解できなかっただろうな。 あと視覚的な「余白」(時間軸が切り替わる時に、スクリーンが拡大&縮小して余白が現れるの)がとにかくオシャレ。カメラワークが全体的に粋です。 ◆ ジブリっぽくないわがままヒロイン・リカコ。アンチも多そうですが、私はリカコ大好きですね。スポーツ万能、成績優秀、美人で嘘つきで高飛車でわがまま。だけどそれは弱さを隠すための鎧。実は彼女はとても傷ついた状態で高知に来たこと、アイデンティティ喪失の危機にあることが少しずつ分かります。「高知なんかに馴染んでやるもんか!」という気概があって愛おしく思います。 杜崎や松野のような男気があって賢くてメンタル安定型の男子とは相性抜群だと思う。杜崎or松野どっちに転んでも正解、リカコ勝ち確やで(笑)。 ◆ 酔って寝てしまった美女の前で紳士を貫き、バスタブで眠る向井理(映画「新しい靴を買わなくちゃ」)は、絶対に「海がきこえる」のオマージュだと思う。 東京時代のボーイフレンドへのマウントのために電話で呼び出された杜崎、「今度は何事かいな」と、まんざらでもない様子で準備してる所がまた甘酸っぱい。もうリカコのワガママに振り回されるのがちょっと楽しくなってきてるんですね。そして杜崎にとってはこの“散々な東京旅行”が東京の大学進学を決めるキッカケにもなり、知らず知らずのうちにお互いにいい影響を与え合ってるんですね。こりゃ“いい人”止まりな松野は勝てないよな。 ◆ 大学生になって再会した時に同級生たちで「当時は世界が狭すぎた」って俯瞰して語るのだけど、この時代の大学生はすごく大人だったのかな?こんな達観できたの最近な気がするよ私。笑 青春の眩しさと息苦しさがよく描かれています。 ◆ 高知、東京、ハワイと、具体地名や建造物までしっかり描写されるのがいい。作画のタッチは正反対ですが、リアルな世界を舞台にしたボーイミーツガールなので新海誠っぽさも感じました。特に吉祥寺駅のシーンね。(新海誠が影響を受けているかもですね)。この作品の翌年に「紅の豚」が公開しているため、駅に「紅の豚」のポスターが貼ってあったり、文化祭のシーンにポルコ・ロッソがいたりして、遊び心も好き…!声優陣に関智一や島本須美(ナウシカ、クラリス役)もいたりして実は豪華キャスト。