코멘트
2020年126本目は、女優としても活躍するオリヴィア・ワイルドの監督デビュー作にもなります『ブック・スマート』。 ------------------------------------------------------------ 『エイス・グレード』『レディ・バード』にも通ずるこの手の「イタイ系女子青春グラフティ」はあまり好きになれないジャンルだったりします。ちょっとコミュ症なだけで全員からつま弾きにされる姿が見ているだけで心苦しいですし、何も悪いことをしてない少女がスクリーン上で虐げられる意味がホントに分からなくって。今回も合わないだろうなと思いつつの鑑賞だったのですが、高評価も納得の傑作でした。 ------------------------------------------------------------ 本作では実に多様なクラス風景にまずは衝撃を受けることでしょう。肌の色や人種といった見た目に限らず、同級生のセクシュアリティ・ルックス・趣味の違いに対しても互いを尊重しあっており、極めてオープンマインドな考え方が全員に根付いています。自分とは違う他者を排除する旧式のスクールカーストは存在せず、非社交的な主人公2人もパーティー会場で浮いた姿を見せることはありません。 ------------------------------------------------------------ むしろ偏見を持って接していたのは「周囲」ではなく「主人公」側で、かつての映画とは立場を逆転させて描くことにより、後半彼女たちがクラスへと溶け込んでいく高揚感を更に感動的に演出しているのが見事です。何よりエイミーとモリーのみならず、最高の個性を持ったクラスメイト達が織りなす「優しさと暖かさ」に終始笑みが止まりません。今の時代だからこそ描ける必見の1作です。
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